蚊に刺される人は多い？

蚊について

蚊は日本に生息する数多くの昆虫の一種です。毎年、夏の季節になると、蚊取り線香や忌避剤などを使って、蚊から身を守るための対策を取る人も多いのではないでしょうか。

蚊による刺され方には個人差があります。そのため、同じ場所にいても、蚊に刺される人と刺されない人がいることがあります。しかし、蚊によって好まれる臭い成分があり、それによって蚊に刺される確率が高くなる傾向があります。

蚊が好む臭い成分としてよく知られているものには、二酸化炭素があります。人間は呼吸することで二酸化炭素を出すため、人がいる場所に蚊が集まりやすくなってしまいます。

また、蚊は汗や皮脂、体臭などの特定の成分にも興奮すると言われています。例えば、人の足の裏から発せられるアンモニア臭や乳酸臭、そして、ビタミンB群が豊富に含まれる糞尿などがそれにあたります。

蚊が女性に刺すことが多いと言われています。これは、女性が出す二酸化炭素の量が男性よりも多いためです。