ちょっとした歴史的豆知識：「ビッグ・マック」と「クォーターパウンダー」の由来

マクドナルドの創業者が考案したメニュー

マクドナルドの創業者、リチャード・マクドナルドとモーリス・マクドナルドは、1940年代にカリフォルニア州で小さなハンバーガーレストランを経営していました。 そこで彼らは、サービスの効率を向上させるための「スピード経営」戦略を開発し、この方法を発展させたことで、大量生産と効率を重視したファーストフードのメニューを考案しました。

「ビッグ・マック」と「クォーターパウンダー」の誕生

1970年代半ば、マクドナルドは、新しいハンバーガーメニューを考案する必要があると考えました。そこで彼らは、2つの新しいメニューアイテムを設計するために、世界中のマクドナルド店舗のマネージャーにアイデアを提案するよう依頼しました。

一つは2つのビーフパティを挟んだ巨大なバーガーで、もう一つはクォーターパウンドの肉パティを使用した新しいバージョンのハンバーガーでした。多数のアイデアが提出されましたが、結局これら2つのメニューアイテムが採用されました。

「ビッグ・マック」と「クォーターパウンダー」の名前の由来

「ビッグ・マック」は、創業者のリチャード・マクドナルドが考案した名前でした。この名前は、Hawaiiの方言で「とても良い」または「素晴らしい」という意味の言葉「mahalo」から着想を得ていました。

一方、「クォーターパウンダー」の名前は、パティが1/4ポンド（約113グラム）であることから派生したものでした。これは、それまでのマクドナルドでは、パティが1/6ポンド（約75グラム）であったため、かなりのジャンプアップでした。

まとめ

「ビッグ・マック」と「クォーターパウンダー」は、マクドナルドが考案した2つの人気のあるハンバーガーです。ビッグ・マックの名前は「Mahalo」から着想を得ている一方、「クォーターパウンダー」はパティの重量から着想を得ています。