豆知識
実は、牛乳は白い液体ですが、何故か「牛乳は黄色い」というイメージをもつ人が多いようです。
牛乳には、脂肪やカロテン、葉緑素などが含まれています。中でも黄色い色素であるカロテンが含まれていると、牛乳が淡い黄色やクリーム色に見えることがあります。
しかし、一般的な市販の牛乳は、色素を取り除くためにろ過されたり、熱処理されているため、白く透明な液体になっています。
関連情報
また、牛乳の色は、牛の種類や食べ物によっても異なることが知られています。たとえば、ホルスタイン種の牛乳は白色で、ジャージー種の牛乳は黄色味を帯びていることもあります。
牛乳の色に関する研究が行われたこともあり、例えば日本の国立畜産研究所では、牛乳の色に対する感性評価や、ヒトの視覚情報からの色評価などが研究されています。
まとめ
牛乳は本来、白い液体ですが、カロテンや脂肪によって「黄色く見える」というイメージが一般的にあります。ただし、市販の牛乳はろ過や熱処理によって、白く透明な液体になっています。
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