エアコンが引火する原理

豆知識その1:過電流が原因

エアコンや冷蔵庫などの家電製品が引火する原因は、過電流が流れることによって起こります。

エアコンなどの家電製品は、電源が入るとヒーターやモーターが動いて冷暖房を行っています。しかし、ヒーターやモーターが故障した場合、あるいは電源が突然切れた場合、ヒーターやモーターに大量の電流が流れ込みます。

この過電流が、電気を使っている配線に負荷をかけ、熱を発生させます。すると、配線や周辺部品が熱を持ち始め、最終的に燃焼することで火災が発生するのです。

豆知識その2:ガスが引火する原理

エアコンが引火する原因は、過電流だけではありません。冷媒として使用されているガスが引火することで火災が発生することもあります。

エアコン内部には、ガスが封入されています。このガスは、冷暖房を行うために不可欠なものであり、密閉されているため、安全性が確保されています。

しかし、エアコンが故障してガスが漏れた場合、ガスが空気中に放出されます。この状態で、点火源があるとガスが引火して火災が発生します。

豆知識その3:エアコンの安全装置

エアコンは、上述したような火災を防ぐために、安全装置が搭載されています。

例えば、モーターが過熱した場合に自動的に遮断される熱遮断装置や、途中で電源を切ることで過電流を防止する電力制御装置があります。

これらの装置によって、エアコンが故障しても火災が発生しづらくなっています。


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