世界一高い山「エベレスト」の驚くべき事実

1. 高度が原因で「死のゾーン」と呼ばれる場所が存在する

エベレストの標高は8,848メートル。この高度では、酸素濃度が著しく下がり、体の機能が低下するため、非常に危険な領域となっています。特に標高8,000メートル以上の領域は「死のゾーン」と呼ばれ、体調不良に陥りやすく、死亡する可能性が高いとされています。

2. エベレストの頂上には年間200回以上の登頂が行われている

エベレストは登山家にとって最高の挑戦の一つであり、年間200回以上の登頂が行われています。しかし、その過酷な環境ゆえ、多くの犠牲者も出ています。

3. エベレストで登頂に成功した最高齢者は80歳以上

2019年、日本人の山岳家、天野隆子さんがエベレスト山頂に到達し、当時88歳9か月であり、最高齢の登頂成功者としてギネス世界記録に認定されました。

4. エベレスト周辺は地震の活発な地域である

エベレスト周辺はヒマラヤ山脈の地形が形成される際に大地震が起こったことにより、地震活動の中心地となっています。2015年にはネパールでマグニチュード7.8の大地震が発生し、エベレストでの登山にも大きな影響を及ぼしました。

5. エベレストで登山中に鳥類の死骸が発見されたことがある

エベレスト周辺の高地に生息する動物は限られており、豆粒ほどの小鳥が空を飛ぶ光景は珍しいとされています。しかし、登山家たちがエベレストを登る途中で鳥類の死骸を発見することがあります。その原因は高度や酸素濃度の低下による過酷な環境下での生存に限界があるためと考えられています。