事件の概要
イギリス・ロンドンにあるタマム・シュドという街で、1931年に起こった一連の事件が未解決のまま残っています。
事件は、タマム・シュドにあるバーレム・ホテルに宿泊していた「ローランド・トベイ」という男性が、突如として亡くなったことから始まりました。トベイは健康体であり、何か急な病気に冒されたわけでもありませんでした。
更に、彼が持ち合わせていた財布には、金銭以外のものは何一つ存在しておらず、身元も特定できない状態でした。
事件の謎は、トベイの身元が特定できないことや、彼が突如として亡くなったことに加えて、ホテル内にはとても奇妙なメモが残されていたことにより、ますます深まっています。
事件の謎
事件当時、ホテルのロッカーには、「タマム・シュド」という名前の荷物が預けられており、中には以下のようなものが入っていました。
- 一本の糸巻き
- 別れの手紙
- 特定不能の薬品
- バームの壺
- 化粧品と靴墨
- スリッパと浴衣
これらの荷物は数日後になって取りに来た人物に返却されましたが、その人物の正体も不明のまま、謎は謎のまま残っています。また、荷物に入っていた特定不能の薬品には、トベイの死と関係する可能性が指摘されています。
まとめ
こうした未解決事件は長年に渡って、様々な推理や研究が行われてきましたが、現在も真相は解明されていません。タマム・シュド事件は、20世紀初頭に起こった未解決事件の中でも、最も有名なものの一つとなっています。
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