背景
人間は酸素を呼吸するため、土地や気候条件によって酸素濃度が異なる場所があります。一般的に酸素濃度は高いほど呼吸がしやすく、運動能力や集中力が増します。
世界一の酸素濃度を誇る場所
世界一の酸素濃度を誇る場所は、ボリビアのサン・ペドロ・デ・アタカマ砂漠にある「チェディ・デ・ラ・パス」と呼ばれる場所です。
チェディ・デ・ラ・パスの酸素濃度
チェディ・デ・ラ・パスの標高は、5000m以上あります。そのため、周囲には常に雲がかかっており、実際に設置された計測器で測定した酸素濃度は、21%よりも高くなっています。実際に計測された値は、23.2%という驚くべき数字です。
酸素濃度が高い理由
チェディ・デ・ラ・パスが酸素濃度が高い理由は、標高が高いため、大気圏の上層に位置し、酸素濃度が高くなっていることにあります。しかし、高山病などの症状も珍しくなく、過度の運動は注意が必要です。ただし、酸素ボンベを持参すれば、比較的安全に過ごすことが出来ます。
以上、世界一の酸素濃度を誇る場所についての豆知識でした。
コメントを残す