豆知識:聖マリノ共和国
世界には多くの国がありますが、そのうちどの国が一番小さいでしょうか?実は、その国は聖マリノ共和国です。
聖マリノ共和国は、イタリアに囲まれた国で、面積はわずか61.2平方キロメートルです。人口も約3.3万人と、日本の小さな田舎町にも劣らないほどの小規模な国です。
なぜ聖マリノ共和国がこんなに小さいのかと言うと、その歴史に関係しています。聖マリノ共和国は301年に、聖人マリノによって建国されました。当時は、小さな山岳地帯だけを領土としていたのです。
それから、聖マリノ共和国は周辺の地域にほとんど干渉することなく、ヨーロッパの中でも唯一、700年以上もの間独立を保ち続けてきました。その間に周辺国の領土拡大に巻き込まれたため、聖マリノ共和国の領土は縮小していったのです。
しかし、小さな国と言っても、聖マリノ共和国には多くの見どころがあります。中世の建築物が数多く残り、UNESCOの世界遺産にも登録されています。また、ヨーロッパ屈指の冬季スポーツリゾート地としても知られており、スキーヤーたちで賑わいます。
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