標高だけで判断しないで!
一般的に、世界で最も高い山として有名なのはネパールとチベットの国境にそびえ立つエベレストです。エベレストの標高は8,848メートルで、その高さから世界の山として最も有名な存在です。
実はマウナケア山が世界で最も高い山!?
しかしながら、実はエベレストが世界で最も高い山とされるのは、一般的に用いられる「標高」の基準によるもので、厳密には別の山が最も高いとされています。
マウナケア山とは?
それは、ハワイ島にあるマウナケア山です。マウナケア山は標高4,207メートルしかありませんが、なんと海面下の底から非常に急峻な斜面を上り、高さ10,203メートルもの存在感を持っています。これは、地球の地殻が海面下にある部分で構成されていることが原因で、山の基部が海底にまで及び、その部分を含めた高さが考慮された結果です。
標高だけでなく、地殻の厚みも考慮するべき!
したがって、高さを最も重要な判断基準とする場合にはエベレストが最高峰であるといえます。しかし、地殻の厚みを考慮すると、山の高さだけに注目することが正確とは言えません。マウナケア山が世界一だとされる理由は、このような観点での評価に基づいたものになります。
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