豆知識1:デザインには苦労があった
シドニー・オペラハウスは、オーストラリアのシドニーにある芸術施設です。建物は、デンマークの建築家ヨーン・ウッツォンによってデザインされました。しかし、建設に際しては、多くの技術的課題がありました。
例えば、各々のコンクリートパーツが異なる曲率を持っていたため、パズルのように抜き差しができる方式で工事が行われました。また、ホールの内部に設置される装置の置き場所や、扉・ドアの位置など、デザインに際して手掛かりとなる礎石が不十分だったことも苦労の一つでした。
豆知識2:歴史的建造物に認定されている
2007年、世界遺産に登録されたシドニー・オペラハウスですが、さらに2013年には、オーストラリア国内にある歴史的建造物の中でも重要な建物として認定されました。
認定にあたっては、建物の歴史的、文化的価値、建設に関わった人々の功績などが評価されました。現在でも、シドニー・オペラハウスは、様々な文化的イベントが開催されており、多くの人々に愛されています。
豆知識3:最初の公演はどんなものだったのか?
シドニー・オペラハウスがオープンしたのは、1973年のことでした。最初の公演は、オーストラリアの作曲家ピーター・スカルカによる『Planetarium』という作品でした。
この作品は、科学的なテーマを扱ったコンピューター音楽で、当時としては先進的なモノでした。この公演をきっかけに、シドニー・オペラハウスは、世界的に有名な芸術施設として認知されるようになりました。
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