胚珠から受精着床が起こって色がつく
イチゴは、赤い果肉が特徴的な果物ですが、その理由は、胚珠から受精が起こり、着床することによって色がつくからです。
着床した果実は、赤い色素アントシアニンを作り出す
イチゴの果肉が赤くなるのは、胚珠が成長し、種子になっていく過程で、果実に多くの酸性成分が蓄積されるためです。これにより果実が酸化されると、赤い色素アントシアニンが生成され、果肉が赤くなります。
遺伝子の変異でピンクや白いイチゴも存在する
イチゴは、本来クリーム色や淡いピンク色の花を咲かせますが、遺伝子の変異により、赤い色素が生成されず、ピンクや白いイチゴが生まれることがあります。
このように、イチゴが赤い理由には、胚珠から受精着床が起こり、着床した果実がアントシアニンを作り出すことが関係しています。また、遺伝子の変異によりピンクや白いイチゴが存在することも紹介しました。
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