世界一長い川、ナイル川について

1. 長さは6,695km

ナイル川は、アフリカ大陸東部を流れる世界最長の川です。全長は約6,695kmにも及びます。源流は、ルワンダ、ブルンジ、タンザニアの国境地帯にあるルブンツィ山の麓にあります。

2. 古代エジプト文明の発展に大きく寄与

ナイル川は、古代エジプト文明の発展に大きく寄与しました。ナイル川流域には、豊富な農業用水が確保できることから、古代エジプト人は川の周辺に定住し、農耕を行っていました。このようにして発展した古代エジプト文明は、巨大なピラミッドやスフィンクスを生み出すなど、人類の文明史に大きな足跡を残しました。

3. 各地でさまざまな活動が行われる

ナイル川では、さまざまな活動が行われています。エチオピアでは、グレート・ルネッサンス・ダムの建設が進んでおり、発電所の設置によってエチオピアの経済発展が期待されています。また、エジプトやスーダンなどでは、ナイル川に面した地域での農業が盛んであり、水不足が心配される地域でも、川からの豊富な水を利用することで、農業用水を確保することができます。