世界初の電話会議

豆知識

世界初の電話会議は、1915年にニューヨーク市とサンフランシスコ市の市長らが行ったもので、2つの都市間での音声通話を実現しました。

詳細

当時、電話の発明者であるアレクサンダー・グラハム・ベルは、電話を使って、娘との音声通話を行っていました。その後、ベルは電話の技術を更に発展させ、長距離通話を可能にする試みを行っていました。

そこで、1915年11月10日、ニューヨーク市とサンフランシスコ市の市長らが、世界初の電話会議を実現しました。この電話会議は、アトランティック・リレー・カンパニーという電話会社の協力によって実現しました。

この電話会議では、各都市の市長らが、相手の都市と直接会話することができました。当時は、長距離通話はまだ一般化しておらず、特別な設備が必要でしたが、この電話会議によって、長距離通話の可能性が広がったと言われています。