地球の自転について
地球は自転軸を中心に1日に約10万回自転しています。つまり、1秒あたりに約1,400キロの速度で回転していることになります。この自転がなければ、昼と夜が交互に訪れず、地球上の生物は生存することができなくなります。
自転による地球の形
地球の自転は、地球を縦に半分に分けるような赤道を中心に行われています。しかし、地球は完全な球形ではありません。地球の自転によって、赤道部分が最も広く、極部分が最も狭くなるような形をしています。これを地球の「扁平率」と呼びます。
自転によるコリオリ効果
地球の自転によって、大気や海洋の移動に影響する「コリオリ効果」が生じます。コリオリ効果は、回転する物体にしか生じない力で、地球上の風や海流の進路や速度に影響を与えます。たとえば、北半球でスピンボールを投げた場合、球が右に曲がるように、風や海流も右側に曲がる現象が起こります。
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