世界最長の海底トンネル

概要

世界最長の海底トンネルは、日本の青函トンネルです。

青函トンネルは、北海道と本州を結ぶ海底トンネルです。全長は53.85キロメートルで、海の下100メートルほどの深さにあります。

青函トンネルの建設は、様々な困難がありました。海底は地震や風浪により常に変化しているため、地盤の状況を正確に把握することが難しかったのです。

また、トンネル内の気温は低く、冬場はマイナス20℃にもなります。労働者の寒さ対策が課題でした。

青函トンネルの建設には、26年の歳月と2,700億円以上の費用がかかりました。建設中、様々な困難があったため、当初の予定よりも多くの時間と費用が必要になりました。

青函トンネルは、1988年3月13日に開通しました。開通直後は、新幹線が北海道に直接乗り入れられるようになったことから、多くの旅行客で賑わいました。