何がオドロキか?
オドロキとは、人を驚かせたり、感動させたりする出来事のことを指します。世界には、オドロキの地とも言われる場所がたくさんあります。
世界遺産に登録されたサン・ジョルジョ・マッジョーレとは?
サン・ジョルジョ・マッジョーレは、イタリアのヴェネツィアにある浮遊教会です。1395年に創建され、1575年に現在の外観に完成しました。
ヴェネツィアが水上都市として栄えた時代に、湿地帯に建てられたサン・ジョルジョ・マッジョーレは、地盤が弱いことから、多くの鉄杭で支えられています。そのため、聖堂が浮遊しているかのように見えることから、「浮遊教会」と呼ばれています。
サン・ジョルジョ・マッジョーレのオドロキとは?
サン・ジョルジョ・マッジョーレの中でも、最大のオドロキは、天井に描かれた「天の聖母子」です。天井高16m、幅する8.5mにわたるこの壮大な壁画は、ヨーロッパで最も大きなルネサンス期の絵画として知られています。
ただし、この絵画を鑑賞するためには、サン・ジョルジョ・マッジョーレの天井を見上げなければならず、この勇敢な挑戦には、舞い上がるような感動が待ち受けています。
また、聖堂内には、ピエトロ・モッツォーニと呼ばれるイタリアの彫刻家が制作した、「マルコ・コルノーヴァ」というガラス細工もあります。これは、約10万人のカラフルなガラスタイルで作られた、美しいモザイクアートです。
まとめ
サン・ジョルジョ・マッジョーレは、世界遺産にも登録された、驚きと感動が待ち受ける浮遊教会です。特に、天井に描かれた天の聖母子は、見上げる人々に感動を与え、本物のオドロキをもたらしてくれることでしょう。
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