世界最古の音楽

古代エジプトの音楽

古代エジプトは、音楽の記録が残された最古の文明の1つです。エジプト人は、宗教儀式や祭り、葬式などの様々な場面で音楽を演奏しました。また、パレードや戦争などの行事にも音楽が使われていました。

エジプトの音楽には、多くの楽器が使われていました。弦楽器には、リラ(弦楽器の原型)、ハープやリュートがありました。管楽器には、フルートやオーボエがありました。

また、エジプトの音楽には、歌も含まれていました。一部の歌には、踊りも伴いました。

エジプトの音楽は、現代の音楽とは大きく異なりますが、数千年前の人々が楽しんでいた音楽に触れることができます。

古代中国の音楽

古代中国も、音楽の歴史が古く、紀元前の時代から音楽が演奏されていました。古代中国の音楽は、宮廷で演奏される「雅楽」と、庶民が楽しむ「俗楽」に分けられていました。

雅楽は、宗教儀式や国家行事などで演奏される格式高い音楽で、宮廷楽団によって演奏されました。楽器には、瑟(しゃく)、琵琶、笛などがありました。

俗楽は、庶民が楽しむ音楽で、農業の作業や祭りなどで演奏されました。楽器には、胡琴(こきん)、二胡、笙(しょう)などがありました。

現代の中国音楽には、古代中国の音楽の影響が見られます。また、琵琶や二胡といった楽器も、現代の中国音楽の中でも重要な位置を占めています。

古代ギリシャの音楽

古代ギリシャでは、音楽は宗教的な重要性を持っていました。ギリシャ神話には、音楽を扱う神々が登場します。また、古代ギリシャの哲学者たちも、音楽に関する理論を考えていました。

古代ギリシャの音楽には、様々な楽器が使われていました。弦楽器には、リュートやキタラがありました。管楽器には、アウロス(オーボエの一種)がありました。

古代ギリシャでは、音楽と言葉・詩が密接に結びついていました。詩に合わせて楽器を演奏する、歌謡や合唱が盛んになりました。また、オペラの原型となる「ドラマ・ペル・ムジカ(歌と音楽の劇)」も誕生しました。

古代ギリシャの音楽は、近代音楽の基盤となっているとされています。


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