「解散!軍隊を解散せよ!」英国人は立派な抗議行動をする

豆知識:

1946年3月25日、東京都内の占領軍司令部に向け、英国人たちがこれでもかというくらいのデモを行いました。内容は「日本の復興のため、軍隊を解散せよ」というもの。この「進駐軍解散」を求めるデモは、英国に限らず、アメリカ、フランス、オーストラリアからも多くの人々が参加しました。

詳細説明:

このデモは、あの有名な政治指導者チャーチル首相も支持し、日本を軟化するための圧倒的なアピールとして広く伝えられました。実際、日本は第二次世界大戦敗戦後、財政破綻・物資不足・食糧難などの厳しい状況にあり、そこに兵員を続けざるを得なかった現実がありました。しかしそれでも、日本国内に進駐軍があれば、日本人は自分たちの国を本気で取り戻すことはできないと、英国人たちは考えていたのです。

まとめ:

このデモを契機にアメリカが中心となり、進駐軍軍政期の大幅縮小が進められ、1952年には日本の主権回復が実現しました。このような英国人たちの「進駐軍解散」デモがあったことは、多くの人に知られていないかもしれませんが、戦後の日本の歴史の中で、非常に重要な出来事であったことは間違いありません。


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