海底にある海草林
多くの人が、森林と言えば陸地にあるものと考えていますが、実は海にも森林が存在します。それが、海底にある海草林です。
日本にも、琵琶湖や瀬戸内海、小笠原諸島などに海草林が存在しています。
この海草林は、動物たちにとって重要な役割を果たしています。小魚や甲殻類、巻貝などの生息場所となり、餌となる藻類が繁殖し、漁業資源が育成される土台となっています。
海面上の森林
また、海には海面上に森林が存在する場合もあります。それが、マングローブ林です。
マングローブは、世界の熱帯沿岸部に分布し、塩分に対する耐性を持つ樹木です。そのため、海水から影響を受けやすい沿岸部に生息します。
マングローブ林は、様々な生態系にとって重要な役割を果たしています。沿岸部を守り、津波や台風からの被害を防ぎ、また、魚やエビ、カニなどの生息場所にもなっています。
まとめ
陸地にある森林だけでなく、海にも森林が存在していることがわかりました。海底にある海草林や海面上にあるマングローブ林は、様々な生態系にとって重要な役割を持っているため、環境保護にもつながると言えます。
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