豆知識
ワンピースの作者である尾田栄一郎さんは、かつて「WANTED!」というマンガを描いていました。この作品は、後にワンピースとして続くことになる1話を含む全3話から構成されています。
この「WANTED!」の中には、なんとナルトのキャラが登場していたことがあります。第2話に登場する「プレクス」というキャラクターが、『NARUTO』の主人公ナルトに酷似していると話題になったのです。
詳細
「WANTED!」は、尾田さんがまだ無名の頃に描かれた作品で、1992年に『週刊少年ジャンプ』に掲載されています。このマンガは、西部劇のパロディを基にした作品で、サバンナという架空の世界が舞台となっています。
第2話に登場する「プレクス」というキャラクターが、『NARUTO』の主人公ナルトと非常に似ていると話題になったのは、ナルトの連載が始まった2002年ごろからです。プレクスの特徴的なヘアスタイルや、顔のデザインがナルトにそっくりだと言われています。
ただし、尾田さんが意図的にナルトを描いたわけではなく、単なる偶然だったとのこと。実際に、尾田さんはプレクスのデザインについて、以下のようにコメントしています。
「僕は、当時、自分のキャラを4年くらい前に描いていたものから持ち越していたんです。プレクスのような鼻が大きいキャラが、多分どっかで見たことあったんでしょうね(笑)。あのさざ波模様は、どうも西部劇でよく見かけたあれをパロったんだと思います」(『週刊少年ジャンプ』2009年32号)
まとめ
ワンピースの作者、尾田栄一郎さんが描いた「WANTED!」の中には、ナルトのキャラクターが登場していました。プレクスというキャラクターが、ナルトに酷似していると話題になったことから、尾田さんに批判の声も上がりましたが、実際には偶然の一致だったとされています。
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