世界一のビール生産国は中国

豆知識

ビールは、麦芽、酵母、ホップ、水を原料として作られるアルコール飲料で、世界中で愛飲されています。しかし、世界一のビール生産国は日本やドイツではなく、中国なのです。

中国はビールの生産量が世界一で、2019年度には約4,693万キロリットルを生産しました。一方で、日本は約3,126万キロリットル、ドイツは約2,164万キロリットルの生産量でした。

中国で最も有名なビールブランドは「雪花ビール」で、年間の生産量は約7,000万キロリットルにも上ります。しかし、中国のビール市場では他にも多くの地元ブランドが存在し、激しい競争が繰り広げられています。

雑学

ビールは世界中で愛されているだけでなく、人類史上最も古いアルコール飲料のひとつでもあります。

紀元前5世紀ごろのメソポタミアではビールが広く飲まれており、ビールの製法を記した粘土板も発見されています。また、エジプトのピラミッド建設時代にもビールが盛んに作られ、労働者に与えられるエネルギー源としても活用されていました。

今日では、ビールは世界各国でさまざまな種類や味わいが楽しめます。ビール好きならぜひ、世界のビールを飲み比べてみてはいかがでしょうか。