カラフルな卵の祭典「イースター」

イースターとは

イースター(Easter)は、キリスト教の重要な祭りのひとつ。主にキリスト教圏の国々で行われる春の祭りで、キリストの復活を祝うもの。また、イースターの起源はキリスト教に由来しているが、古くから春分の日を祝う習慣があったため、異教的な要素も混ざっている。

卵がイースターに欠かせない理由

イースターに欠かせない卵には、キリストの復活からの新しい命が象徴されている。また、春の訪れを喜ぶため、新しい命を表す卵が贈り物として交換されるようになった。卵は、卵が産まれる芸術的に彩られた色の施された美しい卵も贈られ、イースターは色とりどりの祭りになっている。

卵を彩る方法とは

イースターの卵の色を彩る方法には、卵を色に染めたり、ペンなどで絵を描いたりなど、いくつか種類がある。最もポピュラーなのは、食用の色付きの染料を使って卵を染め、仕上げにシェルに少量の油を塗ることで美しく輝く仕上がりになる。他にも、コロンブスが卵を立てることに成功したエピソードにちなんで、卵を立てる技法「エッグ・トッピング」がある。

イースターと化粧品の関係

イースターと化粧品に関係があるのを知っていましたか？実は、イースターの卵を彩る際に使用される染料をつくるために使われる、ウマガエルの卵巣から抽出される成分、コレンジンは、功績により化粧品にも使われています。

世界最大級のイースターの卵

ウクライナのレンジナにある、プーシキン公園で見つかる世界最大級のイースターの卵は、高さおよそ10メートル、幅6メートルの大きさで、イースター期間中の人々の観光スポットになっています。