サイの目の出目の意味と由来

豆知識1：サイの出目の意味

サイコロを振って出た目のことを「出目」といいますが、その中でも「サイの目」と呼ばれる出目には意味があります。

サイの目とは、サイコロの上面にある目と、下面にある目がそれぞれ3の目である出目を指します。

この出目は、相手が出した手に対して逆手を打って勝つことを示す「逆境をチャンスに変える」という意味があります。

サイの目が「逆境をチャンスに変える」といった意味合いを持つようになったのは、古代ローマ時代に遡ります。

当時、サイコロを用いた遊びが盛んで、サイコロの出目には各自の運命が表れると信じられていました。

その中でも、サイの目は不運とされ、凶事に関係するとされていました。

しかし、戦争の際には、サイの目を出すことが勝利に直結する縁起物とされ、自らの運を味方につけるために、戦場でサイコロを振る兵士たちもいたそうです。

サイコロには総数21の出目があります。しかし、中でも出やすい出目と、出にくい出目があります。

出やすい出目は「1」と「6」で、確率はそれぞれ1/6です。一方、出にくい出目は「2」と「5」で、確率はそれぞれ1/9です。

このように、サイコロの出目には確率があるため、ゲームの勝敗が左右されることもあります。