ヘビ毒の成分
ヘビの毒液は、主にタンパク質とエンザイムから構成されています。
また、毒液の主成分であるタンパク質には、神経毒、血液毒、筋肉毒、溶血毒などの作用があります。
毒の種類
ヘビ毒には、神経毒、血液毒、筋肉毒、溶血毒などの種類があります。
神経毒は、神経細胞を刺激して筋肉を麻痺させる作用を持ちます。
血液毒は、血液の凝固を阻害する作用があり、出血の原因になります。
筋肉毒は、筋肉の収縮を阻害する作用があります。
溶血毒は、赤血球を破壊する作用があります。
毒量
ヘビ毒の毒量は、毒腺の大きさや、種類によって異なります。
中でも、世界一毒の強いとされるヘビは、インドハブと呼ばれる種類で、1匹あたりの毒液量が最大7mlで、1mlあたりの毒量は1万人分の致死量に匹敵すると言われています。
毒の治療法
ヘビ毒にかまれた場合は、毒の種類や量によって治療法が異なります。
一般的には、毒の拡散を防ぐために、かまれた部位を心臓よりも上に上げ、強く絞ることが必要です。
また、病院での治療には、抗毒素の投与や、人工呼吸などの対処が必要な場合もあります。
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