レバノンの国花はシダン(Cedrus libani)

シダンとは?

シダンは「ヒマラヤヒマラヤスギ科シダン属」に属する針葉樹で、地中海沿岸地域に自生しています。樹高は40メートルを超え、幹周は10メートルに達することもあります。主にレバノンをはじめとする中東地域に分布しており、高所に生息するため、山々の雪解け水を利用して育ちます。

レバノンの国花に選ばれた理由

レバノンは、「シダンの森」として数多くのシダンを抱え、国土全体に渡って広がっています。そのため、国民は長い歴史の中でシダンとともに生活し、また、シダンはレバノン文化と密接に結びついています。そのため、1986年に国花にシダンが選ばれ、国民の愛着を深めました。

シダンがもたらす効能

シダンは、抗酸化作用があるため、がんの予防に役立つといわれています。また、香りがあり、癒しの木として、アロマテラピーにも使われることがあります。


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