ハスカル・カリー数とは

豆知識

ハスカル・カリー数とは、関数適用のネストの深さを表す数値のことである。名前はアルゴリズムや関数型言語のパイオニアの一人であるハスカル・カリーに由来する。

詳細

ハスカル・カリー数は、関数適用のネストの深さを表す。具体的には、以下のような関数適用を考える。

“`
f(g(x))
“`

上の式では、関数fに引数としてg(x)を渡している。これは関数適用のネストの深さが1であることを表す。同様に、以下のような式では、関数適用のネストの深さが2である。

“`
f(g(h(x)))
“`

この場合も、fに引数としてg(h(x))を渡しているため、ネストの深さが2である。このように、この数値をハスカル・カリー数と呼ぶ。

ハスカル・カリー数は、関数型言語でよく使われる概念である。関数型言語では、関数適用のネストが深くなることがよくあり、ハスカル・カリー数を用いることで、関数の計算量を見積もることができる。また、最適化などのアルゴリズムの設計にも使用される。

まとめ

ハスカル・カリー数は関数型言語で用いられる概念の一つで、関数適用のネストの深さを表す数値である。ネストの深さがよく変化する関数型言語において、ハスカル・カリー数を用いることで、関数の計算量を見積もることができる。


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