山の高さを測る方法によって答えが変わる
一般的に、エベレストは世界一高い山だとされています。しかし、測定方法によっては別の山が世界一高いことがわかります。
測定方法1:海抜からの高さ
エベレストの高さは、海面からの高さで計測されています。海抜8,848mのエベレストは、世界一高い山とされています。
測定方法2:地球中心からの高さ
しかし、地球中心からの高さ(地球の半径に対する山の高さ)で計測すると、世界一高い山はマウナケア山(ハワイ)になります。海抜4,205mですが、地球中心から約10,210mの高さがあります。
測定方法3:基準面からの高さ
さらに、基準面からの高さで計測すると、エルブルス山(ロシア・グルジア国境)が世界一高い山となります。基準面とは、大気圏中で標高0mと定義された面です。エルブルス山は、基準面から海抜5,642mの高さがあります。
つまり、世界一高い山は測定方法によって異なることになります。
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