世界最長の川はナイル川ではない！？

豆知識

一般的に、世界最長の川といえばアフリカ大陸を流れるナイル川を思い浮かべる人が多いですが、実は最長の川はナイル川ではないという説があります。

この説によると、実際には南アメリカ大陸を流れるアマゾン川の方が長いということになります。

世界最長の川として有名なナイル川は、全長6,695キロメートルに及び、アフリカ大陸を北から南に貫いて流れています。

しかし、ナイル川が最長であるという説は実は定説ではありません。なぜなら、ナイル川の始点については諸説あるため、全長に関しても正確には測定されていないためです。

一方、アマゾン川は、全長6,992キロメートルに及び、南アメリカ大陸のアンデス山脈を源として、東に流れて大西洋に注ぐ川です。

アマゾン川が定説になっていない理由としては、流域面積が大きく温暖な気候から年間の降水量が多いことが挙げられます。そのため、年によって水深が変わるため、正確に測定するのが難しいという問題があります。

世界最長の川として一般的に知られているナイル川よりも、実は南アメリカ大陸を流れるアマゾン川が長いという説があります。ただし、正確に測定するのが難しいという問題があるため、定説になっていません。