豆知識1:クレオパトラの口紅には、毒が含まれていた
クレオパトラは、古代エジプトの女王であり、美に対して非常にこだわりがありました。彼女が愛用していた口紅には、強い毒が含まれていたと伝えられています。
当時、唇に毒を塗ることが一般的で、主に朱砂(しゅさ)を使用していました。朱砂は、紅色の鉱物であり、強い毒性を持っています。しかし、クレオパトラは、朱砂よりも毒性の強い成分を含む口紅を作り出すことに成功したとされています。
彼女が使用していた口紅は、紅色の着色料として、カルミン酸という虫から抽出される色素を使用していました。しかし、このカルミン酸は、アブラムシの仲間から抽出されるものであり、アブラムシはミツバチ糞によく集まっています。このため、クレオパトラの口紅には、微量のミツバチ毒が含まれていたと言われています。
豆知識2:クレオパトラは、香水作りにもこだわりがあった
クレオパトラは、美と健康に対して非常にこだわりがあった女性でした。彼女は、香水作りにも熱心であり、自らの好みに合った香りを探し求めました。
彼女が好んで使用していた香りは、ローマ人に「サイードの香り」と呼ばれる香りでした。この香りは、サイード(現在のイエメン)産のシダーウッドから抽出され、非常に高価でした。
また、クレオパトラは、バラの香りも好んで使用していました。彼女は、バラの花びらを浴槽に敷き詰めることで、バラの香りを楽しんでいました。
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