ポメラニアンは大型犬の先祖だった！

ポメラニアンが小型犬になるまでの歴史

ポメラニアンは、シュピッツ（Spitz）の一種で、もともとはドイツ北部のポメラニア地方で「ポメラニアン・ハンド」（Pomeranian Hund）と呼ばれていました。この犬種は大型で力強く、狼を追う猟犬として使われていました。

しかし、19世紀にイギリスの女性たちに大流行し、王室からも愛されるようになったことで、繁殖は小型化していきます。当時のイングランドに輸入された犬たちを元に、体重が約1.8キロの小型犬にまでなってしまいました。

ポメラニアンが人気になった理由

ポメラニアンがイギリスで人気となった理由は、その美しい被毛と可愛らしい容姿。当時のイングランドでは美しい被毛を持つ犬が流行しており、その中でもポメラニアンは最高峰とされていました。また、小型化したことで飼いやすくなり、都会で飼うこともできるようになりました。こうして、可愛らしい容姿と飼いやすさが人気を博し、今でも人気の犬種の一つとなっています。

最後に

ポメラニアンは、元々大型犬でしたが、イギリスの女性たちによって小型化した犬種です。その美しい被毛と可愛らしい容姿が人気を博し、今でも多くの人に愛されています。