お茶にまつわる豆知識

1. 日本人がお茶を飲むようになったのはいつから？

日本でお茶が飲まれるようになったのは、8世紀ごろの奈良時代からとされています。この頃、中国から茶の種類が多く伝わり、お茶を楽しむ文化が広がったといわれています。

日本で代表的なお茶の種類には、緑茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶などがあります。それぞれのお茶には、独特な風味や効能があります。

緑茶には、カフェインやテアニン、カテキン、ビタミンC、カルシウムなどが含まれます。カテキンは抗酸化作用があり、美肌効果や生活習慣病予防にも効果があるとされています。

お茶に含まれるカフェインの量は、種類や作り方によって異なります。緑茶に含まれるカフェインの量は約20〜30mg/100ml程度で、コーヒーに比べて少ないといわれています。また、お茶に含まれるカフェインは、コーヒーと比べて吸収がゆっくりなので、気になる方は飲む時間に注意してみてください。

日本の俳句には、お茶に関するものが数多くあります。例えば、松尾芭蕉が残した「おなじ煮てて　めでたし茶の湯や　初雪」や、「おばあさまの　小銭のたんまり　お茶の椀」などが代表的なものとして挙げられます。