銀行のATMについての豆知識

1. ATMsはドイツ語圏で生まれた

ATMとは「Automated Teller Machine」の略称で、自動化された現金自動預け払い機のことを指します。

ATMは1960年代に、当時のドイツ銀行によって最初に導入されました。その後、日本でも1971年に三菱電機によって国内で初めて導入されました。

2. ATMがサービスを開始する前には「クレジットカード」が流行していた

ATMが一般的に使われる前は、クレジットカードが主流でした。クレジットカードでは、あらかじめカードに指定額をチャージし、店舗での買い物やサービス料金の支払いに使用することができました。しかし、カードにチャージしている金額に限界があったため、現金を必要とする場合はATMや銀行で引き出す必要がありました。

3. 銀行ごとに手数料が異なる

各銀行が提供するATMサービスには、利用者が手数料を支払う必要があります。手数料は銀行ごとに設定されており、普通預金口座であっても、カードローンを利用している場合や他行のATMを使用した場合など、条件によって手数料が異なります。

4. ATMの中には秘密の機能がある

ATMには誰でも利用できる機能のほかに、一般的には利用できない特別な機能があります。たとえば、ATMの中にある「隠しドア」を開くと、紙幣を補充するスペースに入ることができます。また、秘密のコードを入力すると、ATMが管理者用のモードになり、システムの設定などを変更できるようになります。