世界最古の飛行機は誰が作った?

ライト兄弟ではなく、

世界最古の飛行機はライト兄弟が製作したと一般的に言われていますが、実はそれよりも前に、フランスの飛行家であるクレマン・アデールが飛行機を製作していました。

クレマン・アデール

クレマン・アデールは1871年に生まれ、自動車や航空機の製作に熱心に取り組んでいました。そして、彼が製作した飛行機「アヴィオン III」は、1904年に最初の公開飛行を成功させたことで知られています。

アヴィオン III

アヴィオン IIIは、約2メートルの翼幅を持ち、軽量な木材で製作されていました。エンジンは後方に付けられ、プロペラで推進力を得ていました。

アデールはこの飛行機で約50メートルの飛行に成功し、翌年には約200メートルの飛行にも成功しています。

その後もアデールは、より高性能な飛行機の開発に取り組みましたが、ライト兄弟の登場により、彼の業績はあまり注目されなくなってしまいました。


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