ミステリアスなピラミッド

1. ギザの大ピラミッドの建設に使われた石材

ギザの大ピラミッドは、エジプトのファラオ・クフ王の墓として建設されました。その大きさや重さは驚異的で、今でもその建設過程には謎が残ります。特に、どのようにして巨大な石材がピラミッドの上層へと運ばれたのかが謎でした。

しかし、最近の調査で、石材を運ぶ際には氾濫したナイル川の水を利用したことが判明しました。また、ピラミッドに使用された石材の多くは、距離のある場所から運ばれていたことが分かっています。

2. ピラミッド内部に生き物がいた?

ギザの大ピラミッドの内部には長い廊下や部屋がありますが、何もないように見えます。しかし、少し前までは、内部にネズミが生息していたとされています。ある調査団は、廊下や部屋の石材の間からネズミの歯型が発見されたと報告しました。

しかし、現在のギザの大ピラミッドは、観光客の立ち入りが制限されているため、その内部に生き物がいるかどうかは定かではありません。

3. ギリシャ詩人ヘクタイオスが残した、ピラミッドの秘密

紀元前5世紀に活動したギリシャ詩人ヘクタイオスは、エジプトを訪れ、その土地の文化や歴史について書いた著作を残しました。彼は、ギザの大ピラミッドがもともとは草原や湖の周りに建造されていたとし、その後に隣接する砂漠地帯が広がって、ピラミッドが砂漠の中に迷い込んでしまったと書いています。

これは、一説によると、ギザの大ピラミッドを建設した古代エジプト人が、当時の気候変動により草原や湖が砂漠化し、ピラミッドの周りに砂漠が広がってしまったことを示唆するとされています。


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