豆知識
世界には8000メートル級の山が14座存在しますが、その中で最も高い山はネパールと中国の国境にあるエベレスト山です。エベレスト山の標高は8848メートルであり、世界で一番高い山とされています。
詳細
エベレスト山は、かつては「第3峰」と呼ばれていました。世界で最初に8,000メートルを超えることが確認された山は、カラコルム山脈に位置するコンコルド式山であり、1938年に英国の探検家であるシジード・リザがその高度を計測しました。その後、第1、2、4、5の峰が同じ山脈内に発見されたことから、エベレスト山を含むヒマラヤ山脈の山々も同様に「第3峰」と呼ばれました。
しかし、1999年にネパール政府が発表したデータにより、エベレスト山が実際に世界最高峰であることが認められました。
エベレスト山の周辺は非常に厳しい環境であり、気温が常に氷点下以下、さらに酸素濃度も低いため、登頂者にとっては極めて過酷な試練となります。
また、エベレスト山には最初に登頂に成功した者がいることでも有名です。1953年に、ニュージーランド出身のエドモンド・ヒラリーと、シェルパ人であるテンジン・ノルゲイが初めて頂上まで登頂しました。この偉業は、登山史に残る快挙として讃えられています。
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