地球上で最も古い生物は何か？

化石記録に残る最も古い生物

地球上で最も古い生物として知られているのは、化石記録に残っているものであり、それは”シアノバクテリア”と呼ばれる細菌である。
シアノバクテリアはオーストラリアのピルバラ地方で発見され、35億年前の堆積物から見つかった。シアノバクテリアは、現代でも生きており、古代地球の大気において重要な役割を果たしていたとされる。

化石記録にない最も古い生物

化石記録に残っていない最も古い生物については、現在のところはっきりとした答えは出ていない。しかし、科学者たちは、現代に生きるいくつかの微生物が非常に古い系統に属していると考えている。
たとえば、”シアノバクテリア”は、現代のシアノバクテリアと非常によく似た化石が見つかっていることから、非常に古い系統に属する生物であることがわかっている。
また、”アルキメドゥサ”と呼ばれる生物は、2013年に発見され、現代と非常によく似た化石が390億年前の堆積物から見つかっていることから、非常に古い生物であることがわかっている。

以上のように、地球上で最も古い生物については、化石記録に残っているものと残っていないものがあるが、現代の微生物に非常に古い系統に属するものが存在することが分かっている。