歩道の端にある凸凹したラインは何のためにあるのか?
道路交通法において、「歩道の端には、盲導盤、路面変化、段差等を設けなければならない」とされています。
盲導盤とは
盲導盤とは、視覚障害者が歩いている道路や駅、交差点などで、進路の方向や交通量の有無を判断できるように、足元に触覚情報を提供するための信号誘導材です。
この盲導盤には、歩行者の注意を喚起させるために、凸凹したラインが設けられています。
盲導盤のデザイン
盲導盤には、十字型、縦型、点字型といった3種類のデザインがあります。
十字型は、直進路の案内に用いられ、縦型は交差点や分岐点、細い通路の案内に用いられます。点字型は文字情報を刻印しているため、視覚障害者が自己位置を確認できる目印として設置されます。
盲導盤の色
盲導盤は、濃灰色や黒色が一般的です。特に通常の敷石と色が異なることで、視覚障害者が盲導盤を認識しやすくなっています。
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