昔話に登場する「かぐや姫」は、本当に存在した人物がモデルになっている！

かぐや姫とは

かぐや姫は、日本の昔話「竹取物語」に登場する主人公で、竹から生まれ出た美しい女性です。

本当に存在した人物がモデルに

竹取物語は、平安時代の物語で、かぐや姫が登場する物語も古代のものとされていますが、実はこの物語に登場するかぐや姫は、本当に存在した人物がモデルになっていると言われています。

その人物とは、平安時代に実在した「藤原不比等の妻」という女性で、藤原不比等がこの物語を創作する際に、妻の美しさや才能を想起して描いたとされています。

かぐや姫の名前の由来

かぐや姫の名前の由来には、諸説ありますが、一つは古代中国の伝説「孫悟空」に登場する「金角大王の娘」というキャラクターからきているとする説があります。

また、もう一つは竹取物語の中で、かぐや姫が「薫という男性との幸福な日々を過ごしたい」という願いを口にするシーンがあるため、「薫薫と香るような花嫁」という意味で名付けられたのではないかとされています。