ルビーの誕生

Rubyの名前の由来

Ruby（ルビー）は伝統的な宝石の名前から名付けられました。Rubyの開発者であるまつもと ゆきひろさんは、Perlに続く新しいスクリプト言語を開発するにあたり、ジュエリーの名前を考えていたところ、偶然見かけた美しい赤い宝石「ルビー」に決めました。

RubyがPerlと異なる特徴

Rubyは、C言語の構文をつなぎ合わせたような文法を採用しており、Perlとは異なる構文を持っています。また、Rubyはオブジェクト指向言語であるため、全てがオブジェクトとして扱われます。Rubyの素晴らしい点は、簡単で理解しやすい書き方でコーディングができるというところです。

Rubyの生みの親

Rubyの生みの親は、まつもと ゆきひろさんという日本人プログラマーです。彼は、1995年に当時20歳で5年勤めたプログラマーの職を辞め、自身の価値観や哲学を表現するプログラミング言語の開発に専念するために退職しました。そして、自分が自由に開発できる場所として、フリーソフトウェアのグループに参加し、Rubyの開発に着手しました。

RubyとRails

Rubyの人気を高めたのは、Webアプリケーションフレームワークの1つであるRailsです。Railsは、Rubyの概念を基にして開発されており、Rubyのコンセプトを体現したWebアプリケーションフレームワークとして有名です。Railsは、Webアプリケーションの開発を簡素かつ高速に行うことができ、プログラマーの間で広く支持されています。