氷が水に変化するときに放出する熱量は凄い!
氷が水に変化するときに放出される熱量はなんと約333 joule/gramです。これは氷を溶かすだけでなく、周囲の温度も30度近く上げるほどのエネルギーです。逆に水が凍るときには同じだけの熱量が必要となるため、凍結しきるまでに時間がかかることがあります。
氷には種類があると知っていましたか?
一般的に「氷」と言われると、水が凍ったものを指しますが、実はいくつかの種類があります。例えば、圧縮氷、乾燥氷、霜などがあります。圧縮氷は、水の中に高圧力をかけて凍らせた氷で、硬くて透明な氷となります。乾燥氷は、水を真空中で凍結させ、そのまま加熱して水分を取り除いた氷で、低温で溶けるため液体窒素の代替などに使われます。
氷点下20度で生きる生き物がいる?
南極に生息するアイスフィッシュ(氷の魚)は、氷点下20度の水温でも生きることができます。また、身体には抗凍剤が含まれており、凍ってしまわないようにしています。もちろん、人間がそのような環境にいると即死してしまうため、逆に驚異的な生命力を持つ生き物ともいえます。
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