芸術家・ダリはお菓子が大好きだった

ダリとお菓子の関係

　有名な芸術家、サルバドール・ダリは、美術以外にも、様々なことに夢中になっていました。そして、その中でも、最も愛してやまなかったものの一つが「お菓子」でした。
　彼は、子供の頃から砂糖やチョコレートを愛し、大人になってからも、お菓子を手放せなかったといいます。
　ダリは、お菓子に対する愛情が非常に強く、そのこだわりは晩年に至るまで続きました。

ダリのお気に入りのお菓子

　ダリが特に好んだお菓子には、ヘリンボーン柄のスティック状のパンダ。これは、塩味がかかったキャラメルでできたお菓子で、彼が一日中口にくわえていたといいます。
　また、彼はスペインのお菓子である「カトリーナ」という、バニラのクリームとキャラメルを組み合わせたものをよく食べていました。

ダリのお菓子愛が芸術に影響を与えた？

　ダリは、お菓子に対する愛情を表現するために、作品にお菓子を取り入れることがよくありました。
　例えば、有名な絵画「滴る時計」の中には、蟻が歩き回っているところに、お菓子の砂糖が散らばっているシーンが描かれています。
　また、別の作品「キノコの踊り子」の中には、キノコをかたどったお菓子が飾られているおしゃれなテーブルが描かれています。
　彼の作品には、ユーモアや、不思議なファンタジーが散りばめられていて、その中にはお菓子も取り入れられていることがわかります。