日本の四季の名前の由来

春(はる)

「春」の漢字の由来は、「陽春」(ようしゅん)という言葉から来ています。これは、冬の終わりから春の初めにかけて、まだ寒いが陽が差すようになる時期を表しています。この時期には、梅や桜が開花し、暖かくなってくるので、人々は「春」を心待ちにしていたのでしょう。

夏(なつ)

「夏」の漢字の由来は、「種」(たね)という言葉から来ています。これは、夏になってから作物を植えることが多かったため、種をまく季節として「夏」という漢字が使われるようになったのです。

秋(あき)

「秋」の漢字の由来は、「処暑」(しょしょ)という言葉から来ています。これは、夏至(げし)の頃になると、太陽が黄道を通過して南の方向に移動し、暑さがピークに達するため、この日を「処暑」と呼んでいました。そして、その後に向かって季節が移り変わり、秋の気配が感じられるようになるため、「秋」という漢字が使われるようになったのです。

冬(ふゆ)

「冬」の漢字の由来は、「盡」(つくす)という言葉から来ています。これは、1年のうちの最後の季節であり、気温も下がり、植物も枯れ果てるため、あたかも本格的な冬が到来し、これ以上何も出来ない、ということを表しています。


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