世界一高い山はエベレストではない?

豆知識1:マウナケア山が世界一高い山とされる理由

多くの人々が、「エベレスト」と言われたら世界一高い山を思い浮かべますが、実はそれは正しくありません。なぜなら、エベレストは「山頂までの海抜高度」で測定される高さであり、全体の高さを測る場合、別の基準が存在するからです。

世界一高い山は、ハワイのマウナケア山です。マウナケア山は、大部分が海底から約4,000メートルの高度に位置しており、山頂から海面までの高度はわずか4,207メートルです。しかし、山の全体の高さは、海底からの高度を含めると10,210メートルになります。

つまり、エベレストは山頂までの高さが8,848メートルであり、マウナケア山全体の高さよりも低いのです。しかし、エベレストは「山頂までの海抜高度」を基準にしているため、一般的に世界一高い山と認識されています。

豆知識2:世界一小さな国はバチカン市国

世界には多くの国が存在していますが、その中でも「面積が最小の国」として知られるのがバチカン市国です。バチカン市国は、イタリアの首都ローマ市内にある、国土面積がわずか44ヘクタールの国家です。

バチカン市国は、ローマ教皇庁の本拠地であり、カトリック教会の指導者である教皇が住む場所でもあります。また、中世から現代に至るまで、美術館や図書館、哲学・神学の研究所など、文化的・宗教的な重要性が高い施設が多く存在しています。

豆知識3:ティラノサウルス・レックスは鳥類の祖先ではない

近年の研究で、恐竜の中でも特に有名な「ティラノサウルス・レックス」は鳥類の祖先ではないことが判明しました。以前は、ティラノサウルス・レックスの骨格に鳥類に共通する特徴があることから、鳥類の祖先の一つに位置づけられていました。

しかし、新たな研究により、ティラノサウルス・レックスはまったく別の恐竜グループに属していたことが明らかになりました。鳥類が現代にまで続く生物として進化したのとは別の道を歩んでいたのです。


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