黒と白が主流だったテレビ業界
テレビは、1920年代半ばにアメリカで開発されました。当初はモノクロのテレビで、黒と白のみの表示でした。白黒テレビが主流だったテレビ業界に、世界初のカラーテレビが登場したのは、1953年のことでした。
裏側の3つの色フィルターがカラーを実現
アメリカの電器メーカー、RCA社が開発したこのカラーテレビは、キャサリン・ジョンソンという女性数学者によって考案されました。テレビの画面には、裏側に3つの色フィルターが付けられており、これらのフィルターが重なることで、カラーテレビの画面が作られます。
世界初のカラーテレビの色は、どんな色だった?
では、世界初のカラーテレビの表示色は、どんな色だったのでしょうか? 実は、このカラーテレビの表示色は、赤、緑、青の3原色を混ぜ合わせたものでした。
現代のテレビの表示色はどうなっているの?
現代のテレビは、RGB(赤、緑、青)色空間を用いており、視覚的にも人間の目に最も自然な色を再現することができています。
まとめ
世界初のカラーテレビは、赤、緑、青の3原色を組み合わせた色でした。現代のテレビは、RGB色空間を使用しています。
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