世界最古のランニング・イベント「ボストンマラソン」について

豆知識1：創設は1897年で、世界最古のマラソン大会

ボストンマラソンは、アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで、毎年4月の第3月曜日に開催されるマラソン大会です。創設は1897年で、世界最古のマラソン大会として知られています。

豆知識2：元々は5マイルのレースだった

創設当初は、5マイル（約8キロメートル）のレースとしてスタートしました。当時は、オリンピックなどの陸上競技大会が存在せず、長距離ランニング大会は少なかったため、このレースも珍しいものでした。

豆知識3：「ハートブレイカー・ヒル」が有名な難所

ボストンマラソンは、全体的にアップダウンが激しいコースとして知られています。その中でも最も有名なのが、「ハートブレイカー・ヒル」と呼ばれる上り坂です。このヒルを登り切ることを、多くのランナーたちは目標にしています。

豆知識4：2013年の爆破事件で犠牲者が出た

2013年には、ボストンマラソンのコース上で爆発事件が発生し、3人が死亡、260人以上が負傷するという悲劇が起こりました。以降、厳重な警備が敷かれるようになり、ランナーや観客も注意を呼びかけられるようになりました。

豆知識5：女性ランナーが参加できるようになったのは1966年から

ボストンマラソンは、創設当初から男性のみのレースでしたが、1966年から女性ランナーも参加できるようになりました。当初は運営側からの嫌がらせもありましたが、女性たちはそれを乗り越え、今では多くの女性ランナーがボストンマラソンに参加しています。