霧が発生するしくみ

豆知識

霧は、空気中に含まれる水蒸気が低温で冷やされた際に、気化して霧として現れる現象です。

湿度の高い場所や、水源の近く、夜間の寒暖差が大きい場所で発生しやすいのが特徴です。

霧は、視界が悪くなるため道路交通などで危険をもたらすことがあります。

詳細

霧が発生するしくみについては、水蒸気の飽和蒸気圧が一定以上になると水蒸気は液体(水)と平衡状態になります。

この状態を飽和状態といいます。さらに温度が下がると、水蒸気圧の飽和水蒸気圧を下回ります。

つまり、飽和状態の水蒸気が空気中に多く存在する場合、対応する気温が低くなることで水蒸気が液体に変化し、霧が発生します。

そのため、湿気の高い空気が流れ込んだり、水源の周り、山や川の付近、夕暮れや早朝など夜間の気温の低下が著しい場所で霧が発生しやすくなります。

また、霧の発生・濃度には風向き・風速にも関連しているため、気象条件の変化にも注意が必要です。


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