日本で唯一公式に認められている「鳩サブレー」とは？

鳩サブレーとは？

鳩サブレーは、日本で唯一公式に認められている生物のキャラクター「あずきちゃん」と、日本で最も身近な野鳥「鳩（はと）」をイメージした、サブレータイプのお菓子です。

鳩サブレーは、昭和31年に創業した「あんず屋（後のあんずグループ）」が考案・発売したお菓子で、当初は「はとビスケット」という名前で販売されていました。しかし、「鳩が対象の商品名は不吉だ」との意見が寄せられたため、商品名が「鳩サブレー」に変更されました。

日本で唯一公式に認められている「鳩サブレー」は、岐阜県美濃市が制定している「美濃市のシンボルマーク制定に関する条例」により、美濃市のシンボルとして認められています。この条例は、美濃市が総合的に文化・商品・地理・歴史等を考慮し、「赤い宿根草」や「鳩サブレー」を市のシンボルとして認定したものです。

鳩サブレーは、全国的にも非常に人気のあるお土産菓子のひとつです。美濃市秋葉地区にある「あんずグループ本社工場直売店」では、鳩サブレーの味のバリエーションが豊富なほか、限定商品や季節限定のパッケージなども販売されています。