世界最古の犬種「サロキ・ハウンド」

サロキ・ハウンドとは

サロキ・ハウンドは、古代エジプトで飼われていた犬種で、世界最古の犬種の一つです。サロキとはアラビア語で「優雅な」を意味し、その名の通り、美しく優雅な姿をしています。

サロキ・ハウンドの体高は、オスが58〜71cm、メスが56〜68cm程度で、体重は20〜30kgくらいです。細身で優れた脚力を持ち、俊敏な動きで獲物を追いかけます。また、特徴的な長く細い顔や、三角形の立ち耳も魅力的です。

性格は、普段はおとなしくて大人しいですが、ランや広い場所で走り回ることが大好きで、ハンティングドッグとしても優秀です。飼い主に対する忠誠心が強く、家族としての愛情も深いとされています。

サロキ・ハウンドは短毛種・長毛種・ワイヤーヘアー種の3種類があり、毛色も多様で、ブラック、ブルー、ブリンドル、クリーム、フォーン、レッド、ホワイトなどがあります。また、ロシアの宇宙船、ソユーズにも積まれたことがあり、世界最速の犬種の一つとされています。