世界最古の書物は『人間失格』ではなく『エジプトの死者の書』

豆知識

日本では、太宰治の小説『人間失格』が最古の書物とされていますが、世界的に見ると、それは違います。実は、最古の書物は、エジプトの死者の書です。

『エジプトの死者の書』は、紀元前2400年頃に制作されたとされています。この書物は、死者が冥界での冒険を成功させるための秘儀や呪文が書かれており、また、生前の善行を積んだ者だけが冥界で幸福に過ごせることを説いています。

雑学

『エジプトの死者の書』には、死者に対する埋葬儀礼に関する内容が書かれていますが、その中には、人工的な目を作る方法が書かれている箇所もあります。自然に目を失った場合、死者の目に自作した目を入れて、再び見ることができるようにする方法が書かれたものです。

また、エジプトでは、死者を安置するための墓が必要でしたが、貧しい人たちは、自分たちで墓を作ることができず、草で作った籠に遺体を入れて砂漠に運んでいたそうです。


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