コンピュータの歴史
コンピュータは、現代社会において必要不可欠な存在となっています。しかし、実はコンピュータという概念が生まれたのは、それほど昔のことではありません。コンピュータの歴史を簡単に振り返ってみると、最初のコンピュータは約80年前に誕生しました。
設計者は女性
最初のコンピュータ「エニアック (ENIAC)」は、1946年にアメリカのペンシルベニア大学で誕生した大型電子式計算機でした。当時のコンピュータは、機械式や電気式のものが主流でしたが、エニアックは真空管を利用した電子式計算機でした。
設計者のひとりであるジェーン・ストッカート(Jane Strother)は、設計開発から運用まで、重要な役割を担いました。ストッカートは、コンピュータの動作を取り決める命令を記録する「プログラミング」の最初の人物のひとりでもありました。
膨大なデータを処理
エニアックは、第二次世界大戦中の爆弾投下に関する計算を担当したことが大きく、戦争終結後にも科学技術分野で活躍しました。当時のコンピュータと比較すると、エニアックは非常に大きなサイズであり、コンピュータのように小型軽量化されていませんでした。
それでも、エニアックは高速で大量のデータを処理することができ、人類にとって革新的な技術の一つでした。
まとめ
世界初のコンピュータ「エニアック」は、真空管を利用した電子式計算機でした。人類にとって、革新的な技術の一つであり、その設計者のひとりジェーン・ストッカートは、現代におけるプログラマの原点となった人物のひとりとして知られています。
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